子供が生まれてからというもの、毎日が慌ただしくゆっくり本を読む時間なんてほとんどなくなっていました。
わたしにとっての本とは。
「趣味や好きなことは?」と聞かれてまっさきに言うのが『読書』です。
ここ数年は出産、育児でゆっくりと読書にお充てる時間が取れていませんでした。
かといって今がゆっくりできているのかと言われると決してそうではありません。
ただ〈休憩時間〉ができたのです。仕事で。
今までは小一時間の空き時間があったらなんとなく動画やドラマを観てしまい、本は後回しにしていました。
ところが実家からの荷物に、【池袋ウエストゲートパーク】の最新刊が入っていました。
池袋ウエストゲートパーク
1997年にスタートし、ドラマ化もした大人気作品です!
その時期を知ってる人たちからすると「まだ続いてたの?!」という反応をよくいただきます。
まだ続いているのです。
そして大好きなのです。
舞台が完全に地元だということもあって、情景描写がすぐに浮かぶのも読んでいて面白いと思えることのひとつです。
たださすがにもうすぐ30周年くらいになってしまうので、登場人物の年齢がある一定のところからストップしてしまいました。
これは作品の性質上しかたないことだけど、主人公の真島マコトがいつの間にか年下になっていました。
池袋の街の時事問題をベースに作品が出来上がってるから時代はちゃんと流れているんだよね。
第一作からすると、だいぶ事件の内容やバイオレンス描写はマイルドになってきているからヤンチャな心がなくなってきたアラフォーにも丁度良く読むことができます。
そして毎度新作を読むたびに心に刺さる名言が出てきてしまうのが本当にすごい!
私たち読者と一緒に作者の石田衣良さんも年を重ねているので、ある年齢層に刺さる言葉を自然と生み出してしまうのかもしれないです。
今作はまだ途中までしか読めていないけど、すでに面白いです。
初期作品のような勢いとハラハラ感はほとんどなくなっているけど、どこかのタイミングから〈ゆったり読める身近な犯罪小説〉とでもいいましょうか。
毎度お決まりのパターンでの解決も「よっ!待ってました!」というような感じで痒い所に手が届く感覚で読めるのもまた良いところ。
これからもゆるく長く池袋の街の裏側を歩き続けていってほしいです。
【読書】=【大切な時間】
家族や友人との時間はもちろん大切で良くも悪くも刺激をもらえるけど、やっぱり私には一人でゆっくりと本を読む時間が必要なんだと気付かせてもらえました。
ありがとうウエストゲートパーク。
ありがとう本を入れてくれたお姉ちゃん。
どんなに忙しくても「趣味は?」と聞かれたときに胸を張って「読書です!」と答えられるように少しずつでも本に触れ続ける生活でありたい。
このブログでもたまにオススメの本のことを語らせてもらえたらいいなと思います。
