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【離島で育児】まずはその前の話

今回から少しずつ【離島で育児】についても書いていきます。

はじめに、軽く結婚の話と妊娠中のことから書きます。

この記事を読み進めていくと後悔しているように取られるかもしれないので、先に言っておきます。

わたしは今とても幸せです!安心してください!笑

〈2023年〉思いもよらぬ人生の転機

前回まで移住したてのキラキラとした投稿をしていましたが、備忘録も兼ねているのでやはりこのことは記録しておかないとなと思い記録します。

そうです。結婚しました。そして子も授かりました。

まず結婚相手についてはサラッと。

島に来てから知り合った自営業の方です。なので結構なスピード婚からのお子誕生でした。

これもまた東京を離れたおかげかなと思います。

正直東京を離れるときの気持ちとしては、結婚もできそうにないしこのまま一生この生活なのもつまらないなあという思いでした。

もちろん小豆島に結婚相手を求める気持ちは微塵もありませんでした。

というか独身として自由に楽しく生きたいという気持ちが90%(不安10%)だったので結婚出産という結果には誰よりも自分が驚いています。

しかも結婚相手が今後も島でのんびり暮らすことを決めたような生活をしていたので家族が増えるとなると~、、、というような滝汗事案だったようです。

【ホルモンバランスの崩壊】大変な妊娠生活

妊娠初期はつわりがひどく、食べ物も飲み物も受け付けずあっという間に体重が5キロ落ち、あっという間に点滴になりました。

そのうえ〈においつわり〉のせいで普段よりにおいに敏感になってしまい夫の体臭が気になってしまい、接触禁止令まで出してしまいました。

ただでさえ初めての妊娠生活で不安も多いなか、一番頼らないといけない夫を自分から遠ざけてしまったので生活面でもメンタル面でもかなりつらい時期でした。

とはいえ、夫の方も初めての経験なものだから気の遣い方も非常に見当はずれでした。

普段から平均以下の男らしさで受け答えもふにゃふにゃしたところのある人なので、接触禁止時のメッセージのやりとりなども基本的にふにゃふにゃした一言での返信や気の抜けたスタンプでの回答ばかりなのでまあイライラしました。

たまに少し長めのメッセージを寄越したと思えば

「知り合いからイノシシ肉もらってシチュー作ったんだけど食べられそう?」

つわりで苦しんでる妊婦にそこらの趣味猟師が仕留めたイノシシ肉すすめてくんなっ!

と心の中では大絶叫でしたがそれを返信する気力もないくらい疲弊しているのでそこはシンプルにお断りしました。

ほかにも、シェアハウスのオーナー(共通のお友達なので)の誕生日が近くなったときに

「プレゼントなににしようか」

だから今は自分の体調保つだけで精一杯なんですが!

とまたしても心の中で大絶叫でしたが、丁重に「別々に選んで祝いましょう」と提案して終わらせたりしました。

そういったやりとりがちょくちょくあり、結婚相手まちがえたと本気で思いながら結局安定期になっても収まらないつわりと戦い続け、しっかりと鬱にもなり妊娠7カ月くらいでようやく少しずつ快復していきました。

でもそんな精神状態でもお腹の子に対してはまったく負の感情は芽生えず、むしろ心の支え、かけがえのない存在だと思うことができました。

実家の母からは「妊娠中に母が弱ってたり悲しんでしると生まれてきた子は優しい子になるらしい」と言われたのも印象的で、優しい子に育つなら今は泣いてもいいやという気持ちで日々過ごしてしたことも子に対して後ろ向きにならないで済んだ要因かもしれないです。

思い返すと夫に対しては負の感情しかなかったので、少し申し訳なかったなと思っています。

夫は夫なりに精一杯の気遣いだったに違いない。見当はずれではあったが。

【小豆島の産科事情】妊婦検診、いざ高松へ!

もちろんつわり中もきちんと妊婦健診には通っていましたが、ここでようやく離島の不便さを感じる出来事がありました。

小豆島には総合病院がひとつだけあります。

もちろん小さな開業医もいくつかありますが出産まで診てくれるところとなると一か所だけになります。

単刀直入にいうと、その総合病院は聞き込みによる統計からすると評判がよくない。

特に産科は。。。

とはいえつわりがキツかったこともあり、最初は一回行ってみないことにはわからないと思い行ってみました。

待合室でも長椅子で横たわってないといられないくらいの体調でした。

そのときに診ていただいた先生は次の年で定年を迎える方だったようで初産は受け付けていませんでした。

わたしの場合は里帰り出産希望だったので妊婦検診だけしてもらえればよかったので特に問題はありませんでした。

しかしながら診察、内診としてもらってもなんとも言えない雑さを感じ、メンタルが弱っていた状態では二度と会いたくないと思うような先生でした。

なので、次回以降は高松の病院に通うことになりました。

毎回フェリーで往復2時間、高松駅からはバスに乗って病院と、やはりつわりがヒドイ時期はそれはそれでだいぶしんどかったです。

ただ高松では香川県立中央病院に通ったのですが、そちらの先生はとてもいい先生で安心して診てもらうことができました。

つわりが落ち着いてからは高松に行ったついでに普段寄れないお店に行ったり、島にはないファストフードを食べたりと楽しんで通院することもできました。


今回はつわりの大変さと島で病院にかかろうとすると不便を感じることもあるということの記録になってしまいました。

次回は残りの妊娠期間の楽しんだことを書きたいと思います。

では今回はこのあたりで。

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