2022年に東京都豊島区から香川県にある小豆島に移住しました。
34年間一度も東京から出たことがなく、今後もずっと東京で暮らしていくと思っていました。
現在2025年、移住してから丸3年になろうとしていて様々な変化がありました。
というか変化がありすぎた怒涛の3年間すぎて記憶がごちゃついてしまいそうで。
なので備忘録のような気持ちでブログに残していこうと思いました。
【きっかけ】コロナ禍の安らぎ
「なぜ小豆島だったのか。」
ちなみに移住前のわたしは小豆島(しょうどしま)が読めないどころか、離島での暮らしなど不便でしかないと思っているような生粋の正統派都会っ子。
社会人になってからの友人が小豆島に移住したと聞いたときも
「自然派だねぇ、わたし虫嫌いだから絶対むりだな~」
とか言ってしまうくらい物好きを見るような目でそのときは友人を見ていました。
友人は小豆島移住後も仕事の関係でちょくちょく東京に来る機会があり、そのたびに飲みながら島の良さを語るのでした。
口癖(あるいは呪詛)のように「小豆島へおいでよ」と。
2020年、コロナで世の中が静かになり不要不急の外出を控えていたあの頃のわたしは本当にストレス過多で大変でした。
当時の職場では特定の上司との付き合い方がわからず出社するたびに憂鬱で、世の中も大変でストレス発散のための娯楽も封じられていたような状況だったように思います。
デパートやエキナカの美味しいスイーツ店も休業、旅行も行けるような状況ではなく(というか会社に出社してただけでも当時は少数派だった)毎日毎日ウイルスに怯えながらいつ終わるかわからない退屈な日々を送っていました。
そんなときに件の友人からレターパックで島のコーヒー詰め合わせと手紙が届きました。
しっかりとした内容は覚えていないけど「コロナで東京はすごく大変そうだからホッと一息ついてね」的なことが書いてあったような気がします。
コーヒー好きだったので本当にありがたい気持ちでいっぱいになりました。
それと同時に小豆島はそこまで深刻ではないのかというなんとも言えない気持ちになりました。
そのとき少しだけ自然に囲まれた土地に行ってみたい気持ちも生まれたのかもしれません。
長くなりそうなので小休止。